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-- なぜ天然ゴムのおもちゃ ? --

ペットのおもちゃ。可愛くって、沢山の種類がありますよね。

ペット達は、おもちゃをくわえ、かじり、時には食べてしまう事も。
食事の安全には気を使っても・・・、
おもちゃの安全性、本当に大丈夫なんでしょうか ?

おもちゃの素材

ゴムタイプおもちゃの素材は、主に天然ゴムと塩化ビニールがあります。

天然ゴム ( 天然ゴム、ラテックス 等 )
天然ゴムは、ゴムの木の幹にキズを付けて樹液を集め、昔ながらの製法により固形のゴム原料となる。
植物を伐採する事なく樹液より作られ、地球と環境に優しい。
合成ゴム ( 軟質塩化ビニール 等 )
石油を原料とし、安定剤、可塑剤、殺生物剤、着色剤、難燃剤などの塩化ビニール添加剤を添加して作られる。
安価であり、また、発色性が良く、加工が容易である。

天然ゴムについて

  • 天然ゴムは、古くから天然の安全な素材として様々な分野で使われてきました。
  • 以前より、合成ゴムには真似の出来ない強度、耐摩耗性などが高く評価されてきましたが、近年では、原料の生産、製品、廃棄 ( 焼却 ) まで、地球や環境に負担を掛けない安全な素材として見直されています。
天然ゴムの特性
引っ張ってもちぎれにくい ( 高引張強度 )
キズがあっても裂けにくい ( 高引裂強度 )
擦っても磨耗しにくい ( 耐磨耗性 )
胃に入っても膨張するが事い
身体の害になる有害物質が含まれていない
焼却してもダイオキシンなどの有害物質が発生しない
  • 天然ゴムは、「幼児用玩具」に最適な安全な素材として認められ、ヨーロッパや世界的な環境保護団体などで推奨されています。
  • 舐めたり噛んだり、力一杯引っ張る事が大好きなペット達にも安心して与えられる、おもちゃ素材です。
ご注意!!
おもちゃ類、食器類の安全な素材とは、本来の目的に沿って適正にご使用頂いた場合に「素材によるアレルギー等の問題が起きにくい」という事であり、アイテムの安全性を全て保障するものではありません。
ご使用にはオーナー様の適切な管理が必要です。

塩化ビニールについて

  • 柔軟性があり加工が容易で色も綺麗な為、ペット用おもちゃの殆どが塩化ビニール製 ( 一般的にはビニールと表示 ) ですね。
  • 近年、「 幼児用玩具 」に関して塩化ビニールの有害性が指摘され、ヨーロッパでは規制が始まりました。
    でも、ペット用は・・・。
塩化ビニールの問題点
塩化ビニールの添加剤として、以下のような危険なリスクを持つ物質が使われている場合があります。
そして、市販品にどのような添加剤が使用されているか知る事はできません。
浸出性や揮発性のある有害な化学物質が含まれている
( 舐めたり噛むだけで、有害物質を取り込む可能性が高い )
ホルモン阻害作用のある物質が含まれている場合がある
肝臓障害や腎臓障害、生殖機能障害、細胞系の変質、肝臓ガンや腎臓ガン、白血病などを引き起こす可能性の高い物質が含まれている場合がある
焼却すると、ダイオキシンや塩化水素ガスなどの有毒物質を発生する
生産時に揮発性の有害物質を使用し、環境を汚染したりCo2を発生する
塩化ビニールを食べてしまうペット達
飲み込むと胃で膨張し、胃腸障害を起こす可能性が高い
胃酸で溶け、上記の有害物質を直に吸収する可能性が高い
  • 幼児用玩具メーカーには 「 子供に使うもの 」 という倫理感 ( 自主規制 ) があります。
    それでも、安全性を無視した危険な製品が多数販売されており、行政による規制が求められています。
  • ビニールで作られた手軽なペット用のおもちゃ。本当に有害な添加剤を使用していないと言えるでしょうか ?
  • 色とりどりの可愛いビニールおもちゃ。見た目の可愛いさだけで大丈夫ですか ?

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