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-- ナチュラルフード --

ナチュラルや無添加と表示している商品も沢山ありますよね。
でも、中には合成香料や合成着色料を使いながら保存料だけ添加していない「無添加フード」、製造方法は「ナチュラル」でも原料に残留する農薬や化学物質は問題にしない製品も。

私達は、そんな名前だけの 「 ナチュラルフード 」 ではなく、本当の意味での 「 ナチュラル 」 を大切にしています。

ナチュラルって何?

ペットニュートリションでは、ペットの為の 「 ナチュラルフード 」 を以下のように考え、商品を選ぶ基準としています。

ナチュラルの定義

  • エトキシキン・BHT・BHA及び有害な表示指定成分や化学薬品を使用しない
  • 天然の素材に必要最小限の加工を施したもののみを使用し、余分な添加物等(人工着色料・人工甘味料・人工香料・人工栄養素・クレイ等)を使用しない
  • きちんと管理された天然素材を使用し、食品産業廃棄物や遺伝子組換え素材、残留農薬、残留薬品のおそれのある素材を使用しない
  • ペットの食性や安全性を考え、トウモロコシや充分な加熱処理をしていない大豆などトラブルの原因となりやすい素材を使用しない
  • 人間の安全基準値に出来る限り近い、又は、それ以上である
  • 適正な表示をしている(加工上やむを得ず添加物等を使用する場合は、必ず適正に表示する)

ナチュラルフードって、何が違うの?

一般に、ナチュラルフードは高いと言われています。

どんなに安価なフードでも 「 総合栄養食として、肉類、穀類、野菜類を中心に、バランス良く栄養が取れるように作られています 」 と、宣伝しています。
パッケージに表示されている成分分析値 ( タンパク質 ** % ・ 脂肪分 ** % 等と書かれている部分 ) も、あまり大きな違いはありませんよね。

では、安価なフードと一体何が違うのでしょう?

原材料の違い

ナチュラルフードは、ペットにとって必要な栄養分を安全で最も効果的に吸収できるよう、農薬や成長ホルモンなどを使わずに育成された健康で ( 病気などを持たない ) 人間用と同等の素材を、人間用と同様に加工処理しています。

肉類
体内に残留している排泄物や毒素、血液、骨や皮、羽などを取り除いた精肉や内臓のみを使用。
野菜、穀類
食用とならない部分を取り除いた、人間用食材と同等のもの。

農薬などの多用や無選別など、品質に疑問が残る安価な飼料用原材料は使用していません。

保存方法の違い

フードやスナックは一定期間保存できる事が原則。

どんなに新鮮で高品質の素材を使っても、フードには肉や脂肪などの酸化(腐敗)しやすい成分が含まれています。

  • ナチュラルフードは、天然の「ビタミンE、ビタミンC」の複合物を、酸化防止剤として使用しています。
  • 天然の酸化防止剤は、安全で身体の負担になる事など全くありませんし、化学合成された酸化防止剤よりも高い効果を持つことが証明されています。
  • 強力で長期間効果の持続する科学合成品を使わない代わりに、パッケージや流通、賞味期限など品質の保持に万全を考えています。

強力で長期間効果は持続しますが、毒性や発癌性など身体への負担が指摘されている安価な化学合成品は使用していません。

栄養分 ( 素材 ) の違い

自然の中で健康に育った食材は、とても豊かな栄養分を持っています。

植物は土中に含まれる栄養素を、動物 ( 肉類 ) は飼料に含まれる栄養素を取り込み、それが食材の持つ栄養素になります。
ですから、豊かな土壌や良質な飼料で育った野菜や健康な動物 ( 肉類 ) は、より豊かな栄養を含んでいるのです。

  • 健康に育った良質の食材を使う事
  • 不足しがちな栄養素を天然成分 ( ハーブや海藻、天然の栄養素など ) で補う事
  • ペットにとって本当に必要な栄養をバランス良く吸収できるように加工する事

化学物質を多用して育成された ( ローコストの ) 食材は栄養分が極めて少なく、また、安価な化学合成と天然の栄養素では吸収率や働きに大きな差があると言われています。

ペットの体に負担を掛けない、より自然に近い食事。それがナチュラルフードです。

ナチュラルフードについてのご注意とご案内

ナチュラルフードは製造時に収穫された新鮮な素材を使用しています。

色や香りについて

ナチュラルフードは無添加が基本。
合成保存料はもちろん、香料や着色料も使用していません。

  • 基本的な原材料や加工方法などレシピは同じでも、原材料の収穫時期や生産地、或いは製造時の気温や湿度、熱の加わり方などにより、色や香り、更に味にも多少の違いが出ます。
  • これは着色料や香料を使わないナチュラルフードだからこそ。製品には全く問題はありません。

保証分析値について

ナチュラルフードは無添加が基本。
天然の素材に含まれた栄養素で形成されています。

  • ご存知の通り、どれ程良質な素材でも保有する栄養値は育成環境や天候などにより多少の変化があります。
  • ナチュラルフードは素材の持つ栄養素だけで形成されていますから、合成栄養素を添加したフードのように特定の栄養素を常に一定に保つ事は不可能です。

メーカー表示の栄養値 ( 保証分析値 ) は検査した時の数値であり、参考としてお考え下さい。

ナチュラルフードはそんなに高いのでしょうか?

安価なフードの中には、10kgで1,000円以下というものまでありますね。
それに比べればナチュラルフードは確かに高価。

でも・・・、高いと言う前に、ちょっとだけ考えてみて下さい。

そんなに高い?

例えば・・・
体重 30kgの犬なら、1日の必要カロリーは900〜1200kcal程度。成人女性の約3分の2以上のカロリーが必要です。

  • 人よりも肉食に近い犬や猫は、人の食事よりタンパク質 ( 主に肉魚類 ) が必要。お肉やお魚ってそんなに安い食材でしょうか?
  • 肉類を中心にペットが必要とする栄養値の食事を実際に作ったら、一体どのくらいかかるでしょう?
  • ペットフードの価格はメーカーや小売店の利益も入っています。この分を引いたら・・・、
    一体 フードの材料費はいくらなのでしょう?
  • きちんとした食材を使って、そんなに安く作れるのでしょうか?

この犬にナチュラルフードを与えても、1日あたりの食費は300〜400円程度。
この費用、そんなに高いと思いますか?

食事は健康の基本。値段の安さや見た目だけで本当に良いのでしょうか?

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